保育士派遣 メリット・デメリット
正社員で働く場合と比べて、収入の安定には欠けるかもしれませんが働きやすさが魅力の派遣の働き方。
高時給、希望の期間がで働ける、残業無し、色々な職場で働けるといったメリットもあります。
人間関係の楽さも魅力ではないでしょうか。
派遣として働きたいと思っている保育士さんはぜひご覧になってみてください。
派遣保育士として働くメリット・デメリットとは
近年少子化が進んでいますが、保育士のニーズは増え続けています。
保育士求人を見ると、正社員・パート・未経験者アルバイトなど、勤務形態もたくさんあります。
早朝勤務や夜間勤務勤務など、変則的な勤務が多いので正社員だけで対応しきれない保育の現場では非正規職員の数がが増えているようです。
このような中、注目を集めている働き方が派遣保育士になります。
今回は、派遣保育士として働くメリットとデメリットをご紹介します。
たくさんある!保育士の雇用形態
保育士の雇用形態は、多種多様になっています。
正社員以外にも、・契約社員・パート・アルバイト・派遣・臨時職員などがあります。
契約社員・パート・アルバイトは、保育園と直接契約して働きます。
派遣・臨時職員は、間に入ってくれる会社や市町村と保育園の契約になります。
その中でも、派遣保育士という働き方が注目されてきています。
結婚や出産を経て保育士に復職したい!と、育児や家庭と両立しながら働く保育士にとって、ライフスタイルに合わせて働くことができるととても人気が出てきています。
保育士が派遣で働くメリット
メリット1・高時給・好条件のことが多い!
派遣会社を通して派遣保育士として働くと、パートや契約社員などで保育園と直接雇用契約を結ぶよりも時給が高くなることがほとんどです。
お給料が多い求人が多いのはとても魅力ですよね!
正社員と比べると残業がないという勤務条件も多いので、残業代が出ない・・・ということもないので安心して働くことができます。
仕事内容の割には収入が少ないと言われている保育士ですが、派遣保育士は他の業種と同じくらい高収入を期待することができます。
収入が高いことが期待できるので、派遣保育士を選択する人が多くなっているようです。
メリット2・柔軟な働き方ができる!
ライフスタイルに合った働き方ができるのは、派遣保育士として働く最大のメリットと言えるのではないでしょうか。
保育士の仕事は好きだけど、シフト勤務で拘束時間が長いのが悩み所・・・という方は少なくないはずです。
早番はできるけど、夕方15時は上がりたい・土日祝は休みたい・夜間勤務のみ希望などシフトの希望や、勤務時間が30分以内の場所・高時給希望などの労働条件の希望などを伝えておくと、あなたの条件に合った求人をピックアップしてくれます。
保育士は女性が多い職場になりますので、結婚・出産・子育て・介護を経て長期間のブランクがあって働く方が多い仕事になります。
派遣保育士なら、ライフスタイルに合った働き方ができるのでとても魅力的ですね。
メリット3・派遣会社がフォローしてくれる!
保育士の就職や転職の理由で多いのが、人間関係と言われています。
派遣会社のコンサルタントと相談しながら納得し就職しても、仕事をしていくうちにトラブルに合うことも残念ながらあります。
面接の時に説明された仕事内容と違う・サービス残業を強要される・園長や他の保育士からいじめにあっているなどトラブルに巻き込まれてしまうことも・・・。
そのような時、間に入ってくれる人がいたら心強いですよね。
派遣保育士は保育園で働いているのですが、雇用契約を結んでいるのは派遣会社になります。
そのため、派遣会社が間に入って問題を解決してもらうことができます。
もしトラブルが解決しなくて退職したとしても、次の就職先を紹介してくれるので、安心して働くことができます。
求人探しから就職後までしっかりとフォローしてもらうことができます。
保育士が派遣で働くデメリット
デメリット1・待遇
高時給ということが魅力の派遣保育士ですが、基本的にボーナスはありません。
また、交通費も出ない場合があったり、上限があったり、自己負担ということも。
これは派遣会社によって違いがあり、交通費全額支給だったり福利厚生があることもありますので派遣会社を選ぶときは、求人の多さだけではなく、待遇面も確認するようにしましょう。
デメリット2・契約期間がある
派遣保育士として働くと、契約期間が決まっています。
3ヶ月、半年、3年など短期や長期など様々ですが、コンサルタントが保育園と保育士の意志を確認して契約を更新するか辞めるかなどを決めていきます。
派遣保育士は、辞めたい時に辞めることができますが、保育園から契約を打ち切られるというデメリットがあります。
契約解消となると、コンサルタントが違う保育園を探してくれますので安心してください。
できるだけ長期間、同じ保育園で働きたい!という方は、長期勤務の求人を希望するようにしましょう。
デメリット3・責任のある仕事につくことが難しい
正社員などとちがって、契約期間が決まっている仕事となるので、担任になるなどの責任のある仕事を任せてもらえないなどのデメリットがあります。
派遣は2種類の働き方がある!
派遣保育士と一言で言っても、「登録制派遣」と「紹介予定派遣」の2種類の働き方があります。
両方とも派遣の仕組みは同じになりますので、難しく考えなくて大丈夫です。
「登録制派遣」は、一般的な派遣の働き方になります。
人材派遣会社に登録して雇用契約を結び、派遣先の保育園で勤務することになります。
派遣期間が満了になると、派遣会社から紹介された保育園で働きます。
「紹介予定派遣」は、派遣の仕組みは登録制派遣と仕組みは同じになります。
ただ、派遣期間が終了した後に違いがあります。
登録派遣では、派遣期間が終了すると違う派遣先の保育園で働くこととなりますね。
紹介予定派遣では、「保育園と保育士お互いが納得したら正社員として働く」という約束をして派遣されます。
約束と言ってもお互いが納得したらなので、その保育園と合わないと思ったら断ってOKなのです。
お互いが納得して合えば・・・という条件で働き始めるので、見学や調べた情報よりも保育園のことをより深く知ることができるのです。
採用する側の保育園も、派遣期間をお試し期間として利用することができるので、一般的な求人と比べると採用されやすくなっています。
働きたい保育士としては、実際に働く姿をアピールすることができるので、面接が苦手でも仕事ぶりや今まで経験してきたことなどを見てもらうことができます。
- 自分に合った保育園かどうか確かめてから就職したい
- 派遣も魅力だけど、正社員で働きたい
- 面接が苦手
という方に、紹介予定派遣はオススメの働き方です。